【お笑い恐怖社会の出現】

 今の日本の政治、マスコミの現状はお笑い恐怖社会と呼ぶべきであろう。人類の歴史でも例を見ないのではないか。野党や朝日を始めとするマスコミのやることなすことお笑いレベルでない事はないが、お笑いレベルの国会質疑、お笑いレベルの捏造報道、お笑いレベルのロジック、お笑いレベルの事実誤認をこれだけ重ねても日本社会は問責しない。国会をお笑いで1年3ケ月空転させ、お笑い新聞とお笑いテレビがデタラメで毎日国民を洗脳して政権を氷漬けにしていても、日本社会はこれを容認している。
 内容はお笑いだが、事態は恐怖社会そのものだ。どんなデタラメでもマスコミがニュースにすると決めればニュースになり、ターゲットとされた人間や組織は大打撃を被り、誰もその被害を償う為に立ち上がる人はなく、社会もこの人身御供を平然と見捨てる。
 最大の人身御供は日本国民だ。
 自分たちで選び信任している政権をここまで妨害され、妨害されている事実さえ多数の国民は知らない。
 今の野党とマスコミの無道ぶりを許すと、真の恐怖弾圧政権が近未来に誕生する。「理由なき糾弾」をここまで許した以上、近未来偽装保守の媚中政権が誕生すれば、「安倍元首相を逮捕」とか、我々保守系言論人が大量拘束されるなどの事態は充分起き得る。寧ろここまで来ると起きる可能性の方が高いと私は思う。
百田氏のカエルの楽園は確実に現実化しつつある。法律の適用以前にモラル違反を社会が厳罰する強さが日本にはなさ過ぎる。これを何千回言ってきたか分からないが、危機感を共有する言論人は一握りである。これが日本の言論、日本の自由の脆弱さだ。
戦後すぐ我が最も愛する先輩批評家河上徹太郎は『配給された自由』を書き、当時のジャーナリズムで袋叩きにされた。しかし戦後の自由は確かに配給されたのだり、その後も糞まみれにもてあそばれ、一度も尊厳を持てず、守る努力なく、喚く身勝手へと堕落し続け、ついにリベラルと言う名の低能児が社会を占領する事態を招き、我々は全くそれを阻止し得てゐない。
戦後の自由と平和は自ら思考し、格闘し、一生懸命練り上げたことの一度もない脆弱な「虚偽」だ。自分で懸命に作り出そうとせずに人間的尊厳を持った自由や平和など手に入るはずがない。この基本を体で徹底的に覚え直さないと――つまり大量の弾圧や戦争を経ての立ち直りをしないと、日本人がまともに戻ることはできないのではないかとさえ思う。
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