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【自民党による見解の撤回を強く求める】

自民党が愚劣で傲慢この上ない見解を出した。
杉田水脈氏の寄稿論文に関してだ。
 
今回の杉田水脈議員の寄稿文に関しては、個人的な意見とは言え、問題への理解不足と関係者への配慮を欠いた表現があることも事実であり、本人には今後、十分に注意するよう指導したところです。

一体、デモクラシーにおける個々人の発言の自由の重大性、厳粛性を何だと思っているのか。
問題への理解や関係者への配慮があったかどうかは社会が決めるので、政権与党が統一見解を出す事ではない。
杉田氏の論文はしっかり書かれたもので、異論や批判があれば堂々と批判、反論し、議論を深めればいいだけの事だ。そうした議論に杉田論文が耐えられなければ、氏の事は社会が裁く。これが自由社会の「鉄則」だ。
この論文を野党時代の杉田氏が寄稿したら何の問題にもなっていなかったろう。論壇が低調を極める今、書き手が我々民間言論人であっても何ら問題になっていなかったろう。現役時代の石原慎太郎氏なら遥かに過激で「思いやりも配慮もない」本音を書いただろう。今回の件は、「自民党の外様右派で若手議員杉田水脈」という「弱い鎖」に付け込んだ政治的騒動に他ならない。
社会通念として、暴言でも暴論でもなく、明らかに基準を充分満たした論文を「党が指導」するなど、自民党はナチスかソ連か中国共産党なのか。
「党の指導」――おぞましい発想という他ない。
端的な思想統制だ。
騒ぎを起こせば黙らせる事ができるという手に乗った愚劣極まる見解だ。
騒いで黙らせ、社会を統制する――イデオロギー戦の基本だ。
安倍氏はこうしたイデオロギー戦に乗って中途半端な言い訳、撤回、謝罪を絶対しなかったから、これまで大逆風の中で、特定秘密保護法、安保法制などを成立させ、憲法9条改正を議題に乗せる事が可能になったのではなかったか。その総裁の下で一体君たちは何をやっているのか。
そもそもLGBTという言葉自体が、極めて奇妙で恣意的な為にする概念だ。言葉そのものが論壇や社会で揉んで消化してゆくべきまだ端緒にある。その言葉に安易に乗って、何が保守であろう。
保守政党の基本ができていない。
一方で時流に便乗しておいて他方で適当に保守的メニューを並べる――そういう利いた風をやる前に、自民党諸君には、保守的な考え方を学び、研鑽し、理解し、体得してくれと言いたい。無論保守の観念も日米欧いずれの近代においても、絶えず揺れ動いてきた。が、今回の件はそれ以前の話だ。
こんな愚かな見解を出した責任者は誰だ。
責任者名がない見解で個人の言論統制するなど自民党は朝日新聞か。
責任者は名乗りなさい。
その上で、自民党には見解の撤回を要求する。

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