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【印象に残った本を少々】

著書完成後の虚脱状態が続くが、今日〆切、明日〆切の原稿が続く。明日の方はもう私自身が今出涸らし状態なのできつい。尤も物書きというのは大抵いつも出涸らし状態の中で必死に養分補給をしながら書き続けるのが宿命だから文句は言えない。
 今度の本は安倍政治の検証本だが、書影や発売日が確定したらご案内する。取り組みながら印象に残った本が幾つかある。思いつくままに挙げると、会田弘継氏『破綻するアメリカ』、山口敬之氏『暗闘』。
前者はアメリカ思想史を繙きながらトランプ現象を読み説き、アメリカの巨視的理解において水際立つ。後者は総理周辺に肉薄する取材力で安倍外交に迫りながら、実は「読み解き」そのものが非常に洞察力に満ちている。(日ロ交渉については山口氏の所説と私は大きく異なるが)ただし、山口氏のは執筆最終日頃に読んだので、氏の分析と拙著のそれが非常に近い場合、パクリでなく、私は私で独自に結論に辿り着いた事は言っておきたい。これは非常に興味深い現象だと思うからだ。
 政局バトルやコメンテーター型論壇ではなく、国策、政策への洞察力・筆力ベースで世論や政治動向に影響を与える論壇を復活させたいものである。
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