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【カークからの雑感】

最近「戦後変態知的劣弱仮名遣ひ」で妥協してゐたが、今日は久し振りに「正統表記」で記す。執筆後の虚脱からやうやく本式に復調してきた。昨日はカラヤン論に戻れた。今朝は『源氏』少女読み進めから。今日は月刊誌原稿口述、カラヤン論の完成を急ぐ。
カークの『保守主義の精神』は順調に読み進めてゐる。大体私が馴染んできた先輩たちの議論、私自身が展開してきた議論が英米保守思想家の丁寧な振り返りで論じられてゐる。ただし最大の違ひはキリスト教が前面に来ることだ。まさにここをどうするのかを私の先輩たちは考へ、私たち後世に託したのだが、誰も真面目に仕事をしてゐないので、私がこれから4年できちんと先輩の仕事を継がうと思ふ。ここを学術的に、でなく自分の、また日本の生命線として取り組む血脈が途絶えると日本は終るからだ。柳田國男と折口信夫は西洋との比較の道でなく、日本人の神の問題そのものを、一方私の直接の先輩たちは、例へば河上徹太郎なら『日本のアウトサイダー』で、小林秀雄は『考へるヒント』『本居宣長』で、福田恆存は広く日本社会と取り組み続けた文業総体の中で、日本人の神学、正統の問題をそれぞれに辿らうとした。愈々このテーマに私も体当りする。政治的にも大変な3年が待つてゐるのが悩ましいが、仕方がない。暮れてなほ命の限り蝉時雨と宣うた大先輩がゐるが、私はまだ51才なので命の限り朝の油蝉をやらうと思ふ。こいつは五月蠅いよ(笑)
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