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【所感】

人間を研究する上で、対極的な二つの方法がある。一つは経済史であり、一つは倫理精神史だ。中間領域に様々なアプローチがあり、それぞれが補完しあうが、最も究極的には経済史と精神史が究極の研究方法だと考える。経済史、経済政策、経済観念は現実に有効・必須だが、動物の延長としての人類の側面を代表する。貧困からの解放と欲望の充足が経済行動の端的な動機だ。いずれもHomo sapiens時代からの課題であり、又、それらを満たす事はあらゆる動物の生存行動の大半を占める。ペットにドックフードでなく肉や人間の喰う飯を食わせるとドックフードを食べなくなる。肉でも上等のものに舌が段々合ってくる、要するにどんなに文化的な彩を付けようと食欲は獣欲であり、経済行為は、獣としてのHomo sapiensの欲求を満たす事にある。経済史はHomo sapiensの欲望充足史だ。繰り返すがそれは政治的には必須だが、用い方を誤ると大変なことになるのはマルクス=レーニン主義で明らかだ。金融・仮想市場もその二の舞にならぬようにしなければならない。
 私は倫理精神史に挑む。人間を人間たらしめてきたもの、生きる意味、言語、記憶を同時に編み出した時から生じた人間の精神の歴史を辿り、地球規模でのニヒリズムの到来に先立ち真に立ち戻るべき地点を指し示す仕事に入りたい。
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