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【おい、子供】

私の論文(エセー)を巡っての炎上は――政治的効果を齎し難いので――すぐに鎮まると思っているが、情けない言論状況の國になったとつくづく思う。失笑するのは新潮社は素晴らしい出版社だったのにネトウヨ雑誌に成り下がった……という作家物書き連中だ。それは私の台詞である。昭和までの輝ける新潮社が、今のへたくそな物書き、作家たちによってどこまで穢されたこの三十年だったと思っているのか。自分の文章を鏡にかけて見た事もないのか、諸君は。
新潮社は、昭和文学・保守思想の華だった。私の好きな文人で新潮社から全集が出ている人を幾人か挙げても……萩原朔太郎、室生犀星、川端康成、井伏鱒二、中山義秀、火野葦平、山本周五郎、三島由紀夫、安倍公房、司馬遼太郎、円地文子、小林秀雄、河上徹太郎、吉田健一、遠山一行、福田訳シェイクスピア。ドストエフスキー、マン、モーム、カフカらも新潮社が全集(という名の選集だが…)日本古典集成、日本と世界の文学全集も私の多年の愛読書だ。
 新潮社に依拠する今の作家物書きの悲惨な日本語能力は何事か。
 小林とニーチェででもうがいして、物書きとしての地獄を見てから小川に口を利け。
 次は福田恆存(最初の著作集は新潮社から)の故事から、辛辣な悪口と、論争作法について教えて進ぜる。老舗出版社の看板の陰に隠れて駄文で処世する暇あるなら、少しは先輩たちの事績を勉強しておきなさいよ。
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