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【随感】

今年正月次のように書いた。「今年の干支戊戌は、いづれも繁茂を意味し、それが重なつて生命力を阻害する体毒となつてゐる様、有毒な過剰繁殖を大胆に刈り込んですつきりするか、この毒に負けるかの勝負の年と言へる。」
 まさにその通りの一年だが、解毒できるか負けるか――今、大きな勝負時に差し掛かっている。新潮45騒動は、日本の言語空間の、左右などの対立軸を越えた大きな病理を炙り出した。私の単身では敵は根深すぎ、繁茂し過ぎていて、扱いきれないが、病理を明らかにした事は大きい。敵は何らかの政治的立場ではない。表現に携わる人々の間に広く蔓延している「卑しさ」と「愚かさ」と「弱さ」である。私は非力でも言葉を積み重ねる作業を身を以て続ける。
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