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【日録】

体調は本復までゆかないがよくなってきている。今日は近く配信のメール原稿、『春の雪』論の口述。これは明日から具体的な作品を追っての精細な口述と併せて議論を深めてゆく。今日は熊野純彦氏『和辻哲郎』(岩波新書)を読む。明日は『春の雪』口述以外にも和辻の『日本倫理思想史』上巻の口述にも入る。11月17,18日はJCPACでは、私は日米保守の思想的領分に入った議論をしてみたい。その上で、先日会田弘継氏が訳出されたラッセル・カークの『保守主義の精神』と和辻の議論は非常に重要な共鳴をなしている。それが外交ネオコン、そして過激リベラルへの反動としてのトランプ支持とどう重なり、どうずれるのかなど。日本側も、実は、保守の理論化は、小堀桂一郎、西尾幹二、長谷川三千子氏らの後進が、私も含め遅々として進まず、保守論壇は政治的な意味での重要な日本の防波堤の役割は果たしているが、思想的バックボーンがなければ、安倍政治の後、信じ難いほどの崩壊を来すのは間違いない。
 私が思想、文学と言うのは、確実に来る日本大崩壊をどう防ぎ得るか、多分今の日本の言論人や有識者や政治家、経済人のレベルでは、安倍氏の6年~9年の頑張りにも関わらず、もはや防げないので、来る事実上の亡国的荒廃と大敗北の後、再生の可能性を残しておく仕事に入る為だ。
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