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【師匠が悪い(笑)】

私の何が悪いか。師匠が悪い(笑)以下理由を記す。私は悪くないと叫びながら……。
〇フルトヴェングラー。中学時代からずっと音楽、思想、生き方の上での私の師。言うまでもなく20世紀を代表する指揮者。批評に対して非常に神経質で、悪口を書かれると押しかけていって苦情を言ったり、ホテルでばったり批評家と会ったら辺り憚らず口論を吹っ掛ける。論争好き、喧嘩好き。その上女性関係も度外れていて、隠し子数知れず、公演中のホテルでの朝食相手は毎朝違う女性だったと言われる。これが私が人生で最初に心酔した師匠。
〇チェリビダッケ。大学時代からの師匠。フルトヴェングラー後、カラヤンと並ぶ指揮者。レコードは音楽ではない、あんなビニール盤は作らないと公言して生涯レコードを作らず。ライバルのカラヤンがレコードを沢山作っている事についてはインタビューで「それは、カラヤンさんがつんぼだからか、さもなければ金儲けの為に音楽でない事を分かっているのにレコード制作に勤しんでいるのでしょう。」それ以外にも「カラヤンは大衆を夢中にさせる、コカ・コーラもね」「ベームは生涯一小節も音楽を振ったことのないジャガイモ袋」「クナッパーツブッシュのワグナーはスキャンダルだ」という調子。これが私の二人目の師匠。
福田恆存。大学時代に同人誌をお送りして以来の押しかけ弟子。あだ名は喧嘩屋こうそん。坂口安吾が生き方がそのまま文学と呼ぶような高潔な人物だったが、論争となるとシェイクスピアを地でゆくような毒舌を浴びせる。国語論争では相手の金田一京助の表音主義的見解を揶揄するに、確か「睾大痴狂介」と当て字したり、晩年の『問ひ質したきことども』では、石原慎太郎、江藤淳、渡部昇一らを叩き切る。
というわけで、私の「表現」がしばしば物議を醸すのは師匠が悪いので私が悪いのではない(笑) その上、時代が違うとか、現代の人権意識や差別を巡る表現状況は云々などという間抜傲慢な鼻糞野郎が何億人掛かってきても私は黙りません。あしからず。さて、今日も風邪を押して呑みにゆかねばなりません。皆さんさらば。
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