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【書かねばならない本】

来年の1月、3月、5月に出す本が決まっている。3月のは大型音楽評論集。約束している本がそれ以外に2冊、時事的に出す可能性のある本が2冊ある。年内に保守思想を本格的に論じる仕事と大型の文藝評論集に取り組み始める。これらは日本のみならず世界の思想シーンに語り掛けるつもりである。
 問題は啓蒙。とにかく現代日本人が政治的左右や老若男女を問わず、長年常識としてきたものの考え方や基本的な知識がなさ過ぎて、話のスタート地点に立てない。三振やフォアボールというルールを知らないまま野球やっているようなもの。面倒臭いから一冊で考える上での基礎的な足場が分る本を書いておきたい。
 最近の笑い話は色々あるが(笑)一つ無難なものをご披露。
 私は「常識」という言葉を「わざと」頻繁に使うのだが、私が使うと「お前が常識を決めるな」とか「常識は人それぞれだ」という無茶な罵倒がしばしば返ってくる。ところが新潮45の拙論に対して新潮社佐藤社長と新潮の矢野編集長が「常識を著しく逸脱した」表現だと決めつけたのに対し、いつも「常識」という言葉に過敏反応を示す誰一人として、「佐藤や矢野が常識を決めるな」「出版社が著者に対して常識を決めるな」との声が聴かれなかった。
 いつもこんなもの。福田恆存ならずとも「言論は空しい」。大学の時から虚しくないと感じた事は一度もない。それでも完成させたい仕事があるので続けている。仕事の孤独さを思う時が一番孤独でない。聖徳太子、人麻呂から三島までの偉大な先人たちと一緒に仕事をしている訳だから。
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