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【絶望する力】

 現代日本が絶望的なのは「絶望できる」人が少なすぎる事だ。①日本の歴史=文学を実際によく読んで日本の《真の》値打ちを知っていなければ、日本民族現状の悲惨さに《真に》絶望することはできない。②国際社会―中・米・露・半島―と日本の格差をよく理解していなければ、恐ろしすぎる現状に絶望するはできない。
 明治維新は希望に満ちた人達が成功させたのではない。現状に絶望、焦燥できるだけの知性・知識と、それを創造性に繫げられる豊富な生命力、能力のある人達が辛うじて作り出した新しい国家像だ。
私が数年前から抜本的なイデオロギー国民思想転換をしない限り民族消滅が確実だと主張している「人口激減」が論壇的な課題に全くならない。これは政策論ではない。思想の病気なんだ。そんなことがわからない馬鹿な社会に日本の明日など作れるはずがない。
もう一つの根本的な絶望は中国による日本の併呑であり、これももう現状では確実な近未来図だ。習が一時頓挫しようとしまいと世界史的潮流は変らない、それが歴史の恐ろしさなのだ。日本の真の自立のためには、抜本的な国家思想の転換を国民が決断するしかない。
安倍政治は―卓越した―漸進主義であり、今の日本では漸進主義による修復と覚悟の醸成がないと単なる混乱に陥るから、安倍氏は間違いなくこのタイミングにおけるベストリーダーである。しかし、この漸進主義は、明日のドラスティックな自己変革の為の助走であるべきで、漸進主義のまま現状を乗り切るの不可能だ。そちらを準備するのは知識人社会全体で取り組む仕事だ。それなのに知識人社会がなくなってんだから。知識社会が脆弱な中で激甚な変革期に突入すると一番変なアジテーターに国を乗っ取られる。いや、そのアジテーターの後に超大国になったお隣さんが乗り込んでくるんです。
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